制汗剤でワキガケアするためのポイントは、肌に密着させること
制汗剤は、形状で5つのタイプがあります。
- スプレータイプ
- ロールオンタイプ
- クリームタイプ
- 固形タイプ
- ストーンタイプ
スプレータイプでワキガの人に効果的なものは、使ったことがないです。スプレータイプで大丈夫な人は、軽度かワキガではない人です。
ワキガの人は、ワキガに有効な成分を脇に密着させる必要があります。
ネットの情報を見ていると、クリームタイプが一番効くという方もいますが、そんな事はなく形状で一概に決めつけるのはよくありません。
スプレー以外の肌に密着させるタイプであれば、基本的にはOKです!!あとは成分ということになります。あとは、塗りやすさも重要です。
固形タイプは、冬場は硬くてぬりずらかったりもします。
ストーンタイプは、水が必要だったりします。なかには、コットンが必要な商品もあるので、あまり負担にならないものを選びましょう。
制汗剤を選ぶポイント
- 肌に密着させられるもの
- 塗りやすさ
- 成分
ただ、制汗剤ではなく、衣服の消臭するものは、スプレー式が一番便利です。
ワキガ菌とそれを殺菌できる成分も大事
ワキガの原因は、アポクリン線から出る汗が菌と反応した時にニオイが発生します。
ワキガ菌と言われているコバネバクテリウム属の菌が繁殖するとワキガ臭が発生するのです。
このコバネバクテリウム属の菌は、アポクリン線から出る汗で生きます。
だから、アポクリン線がなければこのワキガ菌は、生きられないのです。
では、このコバネバクテリウム属の菌を殺菌できる成分とは何でしょうか??

特に、イソプロピルメチルフェノールは、強力な殺菌成分ですが、この成分は、ほとんど刺激性がなく、人臨床試験などで皮膚アレルギー性の報告はされていない安全性の高い成分です。
ワキガ用制汗剤(デオドラント)以外にも、ハンドソープやニキビケア化粧品の添加物や歯磨き粉などに使われている成分です。
口に入っても大丈夫な成分なのです。
イソプロピルメチルフェノール(シメンー5-オール)成分入りのワキガ用の制汗剤は、効果に定評がある場合が多いです。
クリーム系で人気の「ノアンデ」や「クリアネオ」もこの殺菌成分が配合されています。
ワキガに必要な汗を抑える成分
ワキガな対策に必要な成分は、殺菌成分だけではありません。
それに加えて、ワキガの原因臭を作り出す汗を抑える成分も重要になります。
汗を抑える成分は、大きく分けて2種類
比較的効果が高いが刺激も強い部類
「塩化アルミニウム」、「パラフェノールスルホン酸亜鉛」、「硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)」、などのアラントインクロルヒドロキシアルミニウム
人気のデトランスαは、この塩化アルミニウム系の制汗剤なのです。痒みなどがあるけれど、効果抜群なんですよね。
子どもが使う場合や肌への刺激がないものが良いという場合は、塩化アルミニウム系は、避けた方が良いです。
比較的効果がゆるやかだけど刺激が少ない部類
クエン酸、酒石酸、乳酸、タンニン酸、その他それらを含む植物抽出物(アロエ・ハマメリ・サルビアなど)
こういった成分を利用することで、ワキ汗を抑えられます。
制汗剤には、これらの成分がいくつか含まれたり、1つだけだったりと色々です。
制汗剤のどの作用を重視するのか、好みや用途によっても色々な選択肢がありそうですね。
価格も数百円~数千円という価格帯です。
手軽に薬局やドラックストアーで買えるものから、少し高くなりますが通販で買えるものまで幅広いです。
ただ、ワキガで悩んでいるのなら通販で買えるものがおススメです。
(私のおすすめの商品が近くの薬局で売っているなら、一番いいんですが・・・)
手術までは、考えていない人に一番試してほしいところです。


ピタ子のおさらい

あとは、自分の体質によって選ぶものを変えることね。